私たちの生活に身近な紙ティッシュ。便利だけれど、ちょっとした汚れの拭き取りなど、少しの汚れでも一度使ったら捨てられてしまうことが多いですよね。
当たり前すぎてあまり意識しないけれど、ティッシュは木から作られたもの。資源を使いすぎないためにも、エコな布ティッシュを作ってみました。
今回は、布ティッシュの作り方からお手入れ方法、メリットとデメリットまでご紹介します。
もくじ
布ティッシュとは?
布ティッシュとは、文字通り、布でできたティッシュのこと。紙ティッシュの代わりに使用します。
繰り返し使えてゴミも減るので、エコでナチュラルな暮らしをする人たちを中心に広まっているアイテムです。
布ティッシュの作り方
布ティッシュの作り方はとてもカンタン!不要な布があればすぐに作れます。
- 不要な布(ふきん、Tシャツ、タオルなど)
- はさみ
- 入れ物(空き瓶、空き容器など)
- 布を使いやすいサイズにカット
- 入れ物に入れてできあがり!
入れ物も空き瓶などを使えば、材料費0円!わたしはインスタントコーヒーの空き瓶と、みつろうラップを折って作ったものを使っています。
布ティッシュの使い方
完成した布ティッシュは、使い道もいろいろ。
例えば、
- テーブルのちょっとした汚れ
- 食事中のお手拭き
- 洗面所やキッチンの掃除
- 家具のホコリ取り
など。我が家ではダイニングテーブルと洗面所に置いて使っています。使用済みの布ティッシュを入れる容器もあると便利です。
布ティッシュを始める時は、完全移行ではなく変えられそうなところからでOK。わたしも「鼻をかむ時に布ティッシュって抵抗あるな、肌も荒れそうだし…」と気が進まなかったので、紙ティッシュと併用して使っています。
生活の心地よさも大事だと思うので、無理のない範囲で。
布ティッシュのお手入れ方法
布ティッシュのお手入れはこんな感じでやっています。
- 使用済みの布ティッシュを一日のおわりに石けんで手洗いする
- 翌日、乾いた布ティッシュを容器に戻す
そんなに枚数が多くなければ手洗いでもラクです。毎日洗うのが面倒な場合は、数日分をまとめて洗ってもいいかもしれません(まとめて煮沸消毒するなど)。
わたしは歯磨きなど毎日のルーティーンに組み込んでしまえば、そんなに大変じゃないなと感じています。
布ティッシュのメリット・デメリット
最後に布ティッシュのメリットとデメリットについてまとめました。
- 繰り返し使えてゴミが減る
- 費用をかけずにカンタンに作れる
- 資源を無駄使いしない(エコ・環境に優しい)
- ティッシュよりしっかりしているのでガシガシ使える
- 洗う手間がかかる
- 使っているうちにほつれてくる
使っているうちに出てくるほつれは、切れ端の処理をすることで解決できます。
ミシンを使わなくても、切れ端に塗るだけでほつれを防止できる「ほつれ止め」があると便利です。洋服のほつれにも使えます。
KAWAGUCHI ピケ ほつれ止め 33ml 11-240 価格:440円 |
「面倒くさそう」と思っていた布ティッシュでしたが、使ってみるとメリットの方が多くゴミも減ってすっきり!これからも無理なく続けていこうと思います。
布ティッシュは無理なく始められるエコ
紙ティッシュの代わりとして使える布ティッシュ。一気に変える必要がないので、気軽に始められます。無理なく、できそうなことから少しずつ。もしおうちにいらなくなった布があったら、ぜひ試してみてくださいね。
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